2016-02-01


八尾市の認定こども園の整備について


過日の報道等において、市民の皆さまにご心配をおかけしております、
認定こども園の整備について、私の想いを綴るとともに、
八尾市のHPにも、市の考え方を掲載しましたので皆様にお知らせします。

この度の認定こども園の整備について、私の想いは、八尾のすべての子どもたちが
健やかに成長できるとともに、すべての家庭が喜びを感じながら、
安心して子育てができることが必要であると考えています。
そこで、幼稚園と保育所の機能をあわせ持つ「認定こども園」を、
中学校区に公民いずれかの施設1カ所以上の配置をめざして、
公立の認定こども園については、現在のところ、
平成31年度の5カ所の開園に向けて取り組みを進めています。
また、今後も子どもさんの状況を見守り、より良い教育・保育環境の整備を目指して、
常に入園等を希望される子どもさんの推移をしっかりと把握し
必要数を見直すなど、すべての子どもさんを受け入れるよう
柔軟に計画を見直すことも想定しています。

なぜ、このような考え方の施策を進めているのかという点ですが、
現在多くの保護者の皆さまから切実なご相談をいただいています。
それは、保育所入所が本当に難しく何とかしてもらいたいとのお声であります。
そこで、できる限り翌年度の増員を見込み、保育枠の拡充を毎年のように
行ってきていますが(保育所への入園者数は、就任時の3,858人から
今年度は5,071人に増員)、それ以上に、幼稚園より保育所を希望される
ご家庭が増えており、保育所に入所できない子どもさんが、
毎年のように待機児童として私に報告されます。

集団教育を行うのに望ましい規模を保障することが、
今まさに必要であると考えていますが、
子どもさんの総数は減少の一途をたどる中で、現状を維持したまま、
保育所の定員枠を無尽蔵に増やすことは、財政的にも厳しく、また、
保育士の確保も困難な状況にある一方で、公立幼稚園では極端な小規模化が進み、
望ましい教育環境を維持できなくなっています。

また、これまでは、保育所に通所していた児童の保護者が離職したケースなどでは、
保育所を退所していただくこともありましたが、
認定こども園では、離職後も引き続き在園することができ、
逆に、保護者の方が就労を始められた場合も、引き続き在園が可能となるなど、
臨機に対応が可能となり子どもさんの負担軽減につながると考えています。

なお、ご家庭の事情等により、私立幼稚園を選択することが難しいということのないよう、
八尾市では就園奨励費制度を設けており、所得に応じて補助する金額は変わりますが、
経済的な理由で子どもさんの選択が妨げられないように対応を行っています。
そのような状況の中で、公私が協働して子どもを見守る環境を整備したいと考えています。

私が市長就任後2期8年間で、児童福祉と教育に要する予算を186億円から
276億円に増やすなど、子どもにかかる予算を積極的に増額してまいりました。
今回、5億円の削減効果が見込まれるとの報道もあったようですが、
そのような目的で今回の施策を進めているのではなく、
八尾の子どもたちの健やかな成長を願うとともに、より質の高い教育・保育と
子育て支援の充実を図ることが、将来の社会を担う次世代の育成や
女性がいきいきと活躍できる社会づくりにつながるものであるとの想いから、
「認定こども園」の整備を進めています。

そのためにも、市民の皆さんにご理解をいただけるよう、八尾市を挙げて
取り組んでいるところですので、何卒、ご理解をいただきますようお願いいたします。

最後に、認定こども園の整備に係る市の考え方を市ホームページに掲載しましたので、
ご覧いただければ幸いです。
リンク http://www.city.yao.osaka.jp/0000032815.html