戦争犠牲者追悼・平和祈念のつどい 

戦争犠牲者追悼・平和祈念のつどいに、今年も各地域の式典に参加しました。
式典のご挨拶では、次のようにお話をさせていただきました。
先の大戦におきまして、戦禍に倒れられ、大切な命を亡くされた諸先輩方に、謹んで追悼の言葉を申し上げます。
また、幾多の困難を克服されながら、わが国の復興にご尽力されました。
ご遺族の皆様方のご苦労に対しまして、心より深く敬意を表するものでございます。
さて、世界に目を向けますと、今なお、様々な民族対立や地域紛争、テロなどが絶えず、多くの尊い命が犠牲になっております。
このような中、地域が一体となって取り組まれる本日の平和祈念のつどいは、誠に意義深く、開催にあたりご尽力されました関係各位に重ねて敬意を、表する次第であり、これからも一人ひとりが恒久平和の実現に向けた取り組みを、進めていく必要があると考えております。
本市におきましては、本年5月に平和市長会議に加盟し、世界唯一の被爆国として、広島、長崎の悲劇を二度と繰り返すことのないよう、そして、市民一人ひとりが平和で安全な環境の下、幸せな生活を営むことができるよう、世界各国の都市と力を合わせて、核兵器のない平和な世界の実現に取り組んでまいる所存であります。
今後とも「非核・平和都市宣言」の誓いのもと、
加盟しております日本非核宣言自治体協議会及び平和市長会議の各自治体とも連携し、協議会の幹事市として核兵器廃絶への機運をさらに高めてまいりたいと考えておりますので、皆様方のより一層のご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
結びに、戦争犠牲者の方々のご冥福と、ご遺族の皆様をはじめ、本日ご参集の皆様のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げ、追悼の言葉といたします。
戦後、65年、戦争を知らない私ではありますが、戦争を二度と繰り返してはならないという決意で、行動していきます。
          たなかせいた 

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