一票の格差

一票の格差とは主に国政選挙などで有権者が投じる票の有する価値の差のことであり。
一票の重みの不平等ともいわれている。
私自身も、大阪府議会議員時代に定数問題でいろいろと議論させていただきました。
参議院では4.9倍 衆議院では2.3倍、大阪府議会でも、
私の持論は、1.5倍以内とすべきだと考えています。
議員報酬や政務調査費は議員一人ひとりに平等に配分されています。
しかし、有権者が多い少ないで政治活動や選挙運動の費用も変わってくる。
有権者が多いと新聞や名刺の枚数違う。
最高裁判所の判例をみると、衆議院の場合で約3倍以上、参議院の場合では約6倍以上の差が生じた場合には、違憲ないしは違憲状態との判決が出されている。
投票価値の不平等が一般的に合理性を欠く状態が違憲状態であり、これが合理的な期間内に是正されない場合に違憲とされる。
さらに、衆議院は選挙区画定審議会を設置し格差が2倍以上にならないことを目標にしているが達成されていない。
政治家が自ら決めればいいものは、素早く結論を出していただきたいものですね。
          たなかせいた

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