八尾市長の田中誠太です。新年のご挨拶を申し上げます。

新年明けましておめでとうございます。
謹んで新年のご挨拶を申し上げますとともに、
皆様には、希望に輝く新年をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
皆様方には、日頃より私 田中誠太の政治活動に対しまして温かいご支援とご協力を賜り、
誠にありがとうございます。
さて、昨年を振り返りますと、
7月から8月にかけ開催されたロンドンオリンピックで、
本市にゆかりのあるミキハウス所属の平野早矢香選手が卓球女子団体で日本初の銀メダルを、
アーチェリーの女子団体戦では、蟹江美貴選手が銅メダルを獲得し、
八尾市にとっても大変嬉しい出来事であり、
多くの代表選手の活躍する姿に日本中が歓喜し、
国民に感動、そして希望を与えてくれた熱い夏となりました。
一方、社会経済情勢に目を向けますと
、欧州での債務危機や中国での日本製品の不買等により輸出が減少し、
国内消費が低迷するなど、景気は依然として厳しい状況でありました。
そのような中、本市におきましては、皆様方のご理解とご協力によりまして、
八尾市第5次総合計画に掲げる地域分権の大きな柱となる
「校区まちづくり協議会」が各地域で設立されはじめるなど、
地域としっかり向きあう八尾スタイルの地域分権を進める機運が高まり、
「元気をつなぐまち、新しい河内の八尾」の実現に向け、
確かな一歩を踏み出した年でありました。
本年は、その歩みを確固たるものとし、
さらに前進させるための重要な年であるとの認識のもと、
市民の皆様が住むそれぞれの地域を自分たちの手でよりよい地域にしたいという強い想いがこめられた「わがまち推進計画」を創り上げていただき、
地域予算制度を導入してまいりたいと考えています。
本年の干支「巳」は、漢書「律暦志」では「止む」という意味で、
草木の成長が極限に達し次の生命が作り始められるといった状態を表しているとされています。
新たなことを作り上げるにふさわしい巳年の新年を迎え、
「八尾市版地域分権」の実現に向け、
不断の努力を続けるよう決意を新たにいたしております。
今後とも、市民と行政がともに支えあい、
地域と向き合う行政を実践するとともに、
改革の志を高く持ち、限られた資源を効率的・効果的に組み合わせながら、
さらなる行財政改革を推し進め、
さらに子どもたちが明るい夢を描けるよう、
「未来の八尾創り」に向けた挑戦を続けてまいりますので、
引き続き、皆様方のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
新春の門出にあたりまして、
新年が皆様にとりまして希望に満ちた輝かしい年となりますよう、
心よりお祈り申し上げます。
          八尾市長 田中誠太

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