先ほど、市役所で臨時部長会、管理職への挨拶を行い、全職員宛に以下のメールを送付しました。
八尾市長の田中誠太です。
平成19年度の統一地方選挙において、2度目となる市長選挙に挑戦し、平成19年5月に第6代八尾市長に就任してから、12年が経過しました。
私の任期は、平成最後の日となる4月30日までですが、本日が、実質最後の登庁日となりますので、これまで私を支えていただいた職員の皆さんに、感謝の気持ちを送らさせていただきます。
~夢・創造・そして実現へ 「未来都市八尾」~
就任当初より、「市民に信頼される八尾」「市民に親切丁寧な八尾」「税金を無駄にしない八尾」を基本として、サービスの向上に取り組むとともに、将来世代に過度な負担を先送りすることが無いよう、持続可能な行財政運営を図るべく、常に行財政改革に取り組んできました。また、厳しい行財政運営を余儀なくされる中にあっても、計画行政を推し進め、必要な施策には積極的に投資し、挑戦していくことこそが、さらなる未来の開拓につながるものと考えてきました。
八尾市政の1丁目1番地として、「八尾スタイルの地域分権の推進」を掲げてきました。校区まちづくり協議会の設置、わがまち推進計画の策定、地域拠点の整備等々の様々な取り組みを進める中で、地域に出向き、市民の皆さんと顔を合わせ、お話をするたびに、脈々と引き継がれてきた八尾のまちの地域力の高さを痛感していました。また、地域と向き合い、市民の皆様とともにまちづくりを進めることこそ、まちの魅力を高め、住み続けたいと思えるまちであり続けることができると確信してきました。
随行する職員に、今日は何曜日かと尋ねると、「土曜日ですよ。」や「日曜日です!」と、しばしばあきれ顔で返答されましたが、本当に数多く地域に出向いたことは、市民の皆さんの取り組みをじかに見せていただき、そこで、お一人おひとりと言葉を交わし、その情熱や笑顔に触れることができたことは、時には孤独な決断をしなければならない職にあって、市政に邁進する活力を得ることができた貴重なひと時でした。
市長就任12年目を迎えた昨年は、市制施行70周年の大きな節目と中核市への移行という新たなステージへ踏み出す飛躍の年であり、改めて、まちを動かす「ひと」が活躍しやすい環境づくりを基本として、八尾の良さを守り育てながら、「まちは人 やおは人」の理念のもと、まちづくりを進めていくこととし、市民の皆様とともに歩むまちづくりを基礎とし、「人とのつながりの中で、安心できる日常がある」「日常の中で、感動できる」「誰もが人生に幸せを感じ、幸せを誰かと分かちあえる」地域社会の実現をめざしました。
思い出は尽きませんが、あと数日で、平成の時代とともに、私の市長の任期も終わりとなります。
職員の皆さんにおかれましては、今後も八尾市政の発展のため、八尾市民の幸せのために、常々申しておりました楽しくをモットーに、業務に励んでいただきたいと思います。
3期12年間にわたり、わがままな市長であったかもしれませんが、このような私を支えていただきました職員の皆さんに、改めて感謝申し上げ、退任にあたってのメッセージとさせていただきます。
どうもありがとうございました。
たなか せいた
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